さとやまにあ: 島根県飯南町攻略サイト by 里山コミッション

あ~ゆの突撃リポート! さとやまっくす: 飯南町の輝く人を探せ!

あ~ゆのプロフィール

ホーム > さとやまっくす > 第5回「明日に生きよう、志津見の里で」★藤原 昭男さん

第5回「明日に生きよう、志津見の里で」★藤原 昭男さん

2009/01/07(水)

取材日:2008年12月17日
名前: 藤原 昭男  さん
肩書き: 代表
会社名: (有)志都の里
仕事内容:

農業、養魚、交流、受託事業を実施。また、地域のリーダー養成や生涯学習の推進、地域福祉にも取り組んでいる。

住所: ((有)志都の里)島根県飯石郡飯南町志都見351番地1
電話: 0854-73-0088
E-MAIL: shitsumi@txmiracle.ne.jp
経歴:

昭和57年:JA雲南 農産加工所 勤務
平成3年:JA雲南を退職、藤原酒店」をオープン
平成11年:志都見振興組合 代表就任
平成14年:(有)志都の里 代表就任

ホームページ: http://fish.miracle.ne.jp/shitsumi/index.htm
前回の人との関係: 前回登場の後藤さんとは同い年。地域づくりを通して友人になったそう。
飯南町歴: 66年
年齢: 60代
出身地: 飯南町志都見地区
趣味・特技:

スポーツ全般(バレーやゲートボール。地区チームを結成し、大会に出場しています!)

休日の過ごし方:

散策、スポーツ


素敵に輝いている人を、あーゆが突撃リポート!「さとやまっくす」。今回は自分の住む地域を心から愛する、この人の登場!

 ■飯南生まれ、飯南育ち

朗らかな笑顔で迎えてくれた藤原さんは飯南町生まれ、飯南町育ち。ずっとこの飯南町で暮らしてきた。近くに商店が無くみんなが困っていたところ「無いのなら自分が作ろう!」と自宅で藤原酒店をオープン。現在は地域づくりを行う「(有)志都(しづ)の里」代表として活躍中。

 東三瓶フラワーバレー(志津見)
 
■そこはユートピア?

藤原さんが住んでいるのが飯南町志津見(しつみ)地区。この地区は飯南町の中心部から離れた、周囲を山々に囲まれている、大田市や出雲市に近い場所。町の中心地から離れ、不便な生活かと思いきや、不思議なことに志津見に住んでいる誰もが「ここはまるでユートピア、他ではもう暮らせない」と口にする。どうやらそんな地区の魅力が藤原さんの生活にも大きく関わっているみたい。

みんなに愛されている志津見地区の一部は、ダムとして利用される予定。ダム建設に利用されるため、多くの人が代々受け継がれた農地を手放した。農業での収入が大きかったこの地域でこれから生活していくには、みんなで協力し、いろいろな事業にチャレンジしていかなければいけない。そんな想いから、志津見地区の全家庭が出資して発足したのが、藤原さんが代表を務める「(有)志都の里」だ。

 
 
■未来への道筋をつけたい 志津見案内看板

「志都の里」の行っている事業は本当に盛りだくさん。「全員参加」「自給自足」にこだわり、ヤマメの養殖事業に大豆・ソバ栽培、そして都市に住む人との交流事業など、10事業ちかくを行っている。藤原さんは代表としてあちこちに出かけていくのはもちろん、スタッフの一員として、ヤマメの養殖や花卉栽培を担当している。

「ヤマメの養殖は赤ちゃんを育てるのと同じだよ、ふ化したての時なんか、夜でも2時間おきにエサをあげないといけないし」
笑顔で語る藤原さんは本当に楽しそう。試行錯誤を繰り返しながらも、進む道が見えてきたと藤原さん。地区の未来のためだと思うと、大変な作業でも楽しく感じられるのだとか。

藤原さん■ふるさとへの想い

活力ある地域づくりのために尽力している藤原さん。藤原さんをそこまで動かすその原動力は一体何だろう。
「何より志都見の人が好き、自分も苦しいときこの地区の人に助けてもらい、そして育てられた、地区全体がまるで一つの家族なんだよ」。

やはり最大の魅力住んでいる「人」。「志都見の人たちに惚れ込んでいる」といった気持ちがバシバシ伝わってくる。しかしこれだけの事業を行い、地区に住む人たちをまとめるのは絶対大変だ、と思い聞いてみたところ、またまた意外な答えが返ってきた。
「全て話し合いで決定していくけど、モメたことはないよ、苦労したという経験は無いかもしれない」。

藤原さんには「地区をまとめている」という気はあまりしないのだとか。自分の事だけでなく、周りの事まで考えてくれる人ばかりなので、最終的にはみんなが賛同してくれるそう。「まとめてるんじゃなくて、地区に活かされていると言ったほうが正しいのかも」と藤原さん。

 
 
■明日に生きる里 藤原さん

地区内で産業を確立し、雇用の場も作る。それにより若い人が帰って来たいと思える、活力のある地域を作ろうと日々挑戦し続けている藤原さん。地区内には都市の人が田舎暮らしを体験する滞在型市民農園「クラインガルテン」もあり、これからは都会の人の考えも聞き、新しい風を入れてみたいそう。そして果樹園や体験施設にも力をいれていくとのこと。これからも未来に向かって突き進む藤原さんと志都見地区から目が離せない!

「ここはユートピア」という言葉の意味が少しわかったような気がする。これからの未来、いつまでもこの地区は輝いていくはず。穏やかな雰囲気の藤原さん、その優しい眼差しはしっかりと明日をみつめていた。

取材後記

あーゆも志津見は大好きな場所の一つです!春はポピーに秋はコスモス、日々色合いが変わっていく山々の眺めは絶景!!
この綺麗な眺めが守られているのも地区の人達の努力のお陰なんですね。本当に一つの家族のような暖かさが溢れる地区です。通りがかりのお客さんでも友人のように迎えてくれる雰囲気があり、行くたびに癒されます。
果樹園やヤマメ釣り堀もあります!是非みなさんも「ユートピア」に行ってみてはいかがですか?

その他の「あ~ゆの突撃リポート!」を見る