2020年3月発行Vol.1

メルマガ購読者様
先日配信いたしました「飯南町森林セラピー 森の便り」に誤表示があり、誠に申し訳ございませんでした。改めて修正版をお送り致します。
飯南町森林セラピーに日頃からご支援いただき、本当にありがとうございます。この度、飯南町森林セラピーでは不定期にてメールマガジンを発行する事となりました。普段、中々来ることが出来ない森の様子や、森林セラピー事業の内容をご紹介していこうと思います。 四季折々で表情の変わる飯南町の森が皆様の癒しになります様に。

1、森林セラピー中国四国ブロック合同研修会  飯南町で開催

2019年9月28日(土)~29日(日)に第10回森林セラピー基地中国四国ブロック合同研修会が飯南町で開催されました。この研修会は各基地の情報共有やガイドのスキルアップを目的として開催されており、 2012年に第2回として飯南町で開催されてから2回目の開催となりました。

当日は中国四国地方を中心にセラピーガイドや関係者など、約60名が参加しました。
1日目は、各基地の発表やNPO法人森林セラピーソサエティの鈴木舞恋氏から「森林セラピー基地  2つ星認定」についてご説明していただきました。また(一社)日本ヨーガ療法学会所属の土谷多美氏をお招きして、「森林セラピー基地におけるヨーガ療法活動の報告」と題し講演をしていただきました。
土谷氏は飯南町のセラピー基地認定当初から関わって下さっており、自身の体験談を踏まえたお話に皆様聞き入っておられました。また、実際のガイドでも役立つヨーガの姿勢や呼吸法についても教えて頂き、大変有意義な時間となりました。
夜はお楽しみの交流会です。島根県・飯南町の特産物や郷土料理に皆様大満足されていました。自らのセラピー基地に誇りを持ち、お互いを認め合う。素晴らしい時間は深夜まで続き、賑やかな夜は更けていくのでした。
2日目は飯南町の森林セラピー体験からスタート!事前の天気予報は見事に外れ、快晴の清々しい朝となりました。
「常に川の音が聞こえるね!」
「これは木材の搬出に使ったレールかな?」
「クロモジの木が沢山あるね!」
などなど・・・さすがは現役ガイドの皆様、目の付け所・感じ方が違います。飯南町のガイドと意見交換しながら充実した散策を楽しみました。
 
最後は2020年に島根県・大田市で開催される「第71回 全国植樹祭しまね 2020」のPRイベントとして各基地ごとに植樹を行っていただきました。ある程度樹木が育ったら、皆様にも見て頂ける様に新たなセラピーロードを新設する予定です。
研修会の開催にあたり、多くの皆様に御協力頂き、この場をかりて御礼を申し上げます。これだけ多くの「森を愛する人」「森林セラピーを愛する人」がいる事はとても心強く、パワーを頂きました。各基地・ガイドが切磋琢磨し、より多くの方へ「森の癒し」を提供できるよう、飯南町も頑張っていきます!

2、ポスター・パンフレット完成
この度、情報発信・広報用に森林セラピー2種、シャワークライミング1種のポスターとパンフレットを作成しました。パンフレットは従来の物をベースに森林セラピーの効果や各種体験オプション、料金等が分かる仕様にリニューアルしたのでより見やすくなったかと思います。 ご希望の方はお気軽にご連絡くださいませ。  
3、猛毒・カエンタケ発生
2019年10月に小田川ルート(山野草園側)にカエンタケが発生しました。セラピーロード内に稀に発生する事は聞いていましたが、実際に見るのは初めて。いかにも「毒キノコ」の風貌ですよね!
カエンタケは世界でも最も毒性の強いキノコの一種で、致死量は3g程度と言われています。また、触れただけでも皮膚がただれる毒性の強さです。近年ではオーストラリアでも発見され、日本国内でも西日本を中心に発生が多くなっているそうです。
幸い、ガイドがいち早く発見・報告してくれたのですぐに除去することが出来ました。これも様々な森の表情の一部であり、改めて身の引き締まる思いでした。皆様も発見された際は絶対に触らない様に気を付けてくださいね。
☆★☆森の小窓☆★☆
毎回、その時期ごとの森の様子をお届けする「森の小窓」。
今回の森の小窓は、春を待つセラピーロードの生き物・植物たちをご紹介します。
皆さんこのお花は何かご存知ですか?
樹皮は和紙や紙幣の原料となる事で有名な「ミツマタ」です。
飯南町は標高が高い為、今の時期に黄色く可憐な花を咲かせます。
花の少ないこの時期に、 森の中に点在する黄色いミツマタの花は春の訪れを感じさせてくれます。
続いてこちらは「ミヤマキケマン」の花です。
この地域では春に黄色いの「ミヤマキケマン」と紫色の「ムラサキケマン」が咲きます。ケシ科の植物で猛毒なので注意が必要ですね。日当たりの良いロードの縁に咲いています。
最後は薬草でもある、「オウレン」です。
飯南町は和牛の産地でもあり、古くから健胃消化薬として元気のない牛に飲ませていました。また、林業の副業として杉林に植えられていた歴史もあります。 この辺りでは葉がセリに似た形が多いので「セリバオウレン」とも呼ばれています。

■飯南町森林セラピーについて
■飯南町観光情報
■全国の森林セラピー情報

飯南町森林セラピー 森の便りの配信停止について            
「飯南町森林セラピー 森の便り」の送信がご不要の方は、お手数ですが配信停止フォームよりお願いいたします。

◆配信停止の手順
配信停止フォームにメールアドレスをご入力ののち「登録解除」ボタンをクリックして下さい。ご入力いただいたメールアドレス宛にメールマガジン配信サービスの〈info@maildeliver.jp〉より「配信停止を受け付けた」旨のメールが届きますので、 本文中の解除URLをクリックして解除を確定してください。

お問い合わせ                          
お問い合わせはiinantour@gmail.comまでお願いします。
※飯南町森林セラピー 森の便りは、送信専用アドレスからお送りしています。
※送信元メールアドレス「magazine@iinanforesttherapy.com 」は送信専用メールアドレスです。
【編集・発行】(一社)飯南町観光協会 森林セラピー担当(伊藤)
飯南町森林セラピー 森の便り