2020年5月発行Vol.2

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飯南町森林セラピーに日頃からご支援いただき、本当にありがとうございます。飯南町セラピーロードの草花たちも、気温の上昇とともに一斉に花を咲かせ始めました。外出自粛でストレスの溜まりがちな日々に、ほんの少しのGreenをお届けできれば幸いです。

1、森林セラピーロードのチップ敷・山開き神事を開催

飯南町の森林セラピーロードは年2回、ウッドチップを敷いて整備を行っています。チップは杉を使っており、全長2.3kmあるロードの痛んだ個所を重点的に敷いています。 今回は山野草園奥のロードのチップ敷となりました。

あいにくの空模様でしたが、軽トラックや一輪車でせっせとチップを運び、広く厚く敷いていきます。チップをこの様に敷くことで、安全に歩けるロードの目安としていただく事や足腰への負担の軽減を目的にしています。
飯南町の森林セラピーロードの特徴でもあるウッドチップのロードはお客様にも大変好評です。天気が良い日はサクサクと心地の良い音と香ばしい様な香りを楽しめます。また雨の日はしっとりとした感触で雨の雫が蒸発する香りが楽しめます。
細いロードは一輪車で何往復もして・・・無事に整備が終わりました。多くの方に歩いていただきたいですね!
こちらは森林セラピーロード内にある大神山神社と金屋子神社の山開き神事の様子です。いつもは神社の前で行うのですが雲行きが怪しかったので今回は室内での開催です。セラピーロードのある飯南町ふるさとの森周辺をご利用されるお客様の安全を一同祈願いたしました。
2、ヤマシャクヤク開花
長年、少しずつ株を増やし群生するようになりました。
杉の林床に広がるヤマシャクヤクの白い雪洞の様な姿は、新緑の森と相まって圧巻です。
※ヤマシャクヤクをご鑑賞される方はBBQサイト横、またはきのこ園前の砂利の駐車場をご利用して下さい。関係者以外の森の中への車の侵入は禁止しております。
☆★☆森の小窓☆★☆
毎回、その時期ごとの森の様子をお届けする「森の小窓」。
今回の森の小窓は、春風に揺れる可憐な花たちを中心にお届けします。
日当たりの良い山地にロゼッタ型に自生するのは「キランソウ」です。お花の形状からも分かるかもしれませんがシソ科の植物で、飯南町では別名「ジゴクノカマノフタ」とも言います。民間薬として全草を煎じて飲めば解熱、下痢止め、咳き止め、去痰に効果があるといわれています。 地獄の釜に蓋をして病人を追い返すところからこんな別名が付きました。
続いてこちらは「スミレサイシン(紫)&ツルカノコソウ(白)」です。きのこ園近くの日当たりの良い場所に群生していました。飯南町では多く見ることができる植物です。
淡い紫と白の花弁が春風に揺れてとても綺麗です。
植物の名前は、見た目の特徴から名付けられるものが多くあります。こちらの花は「トキワイカリソウ」。冬でも葉を落とさないことから「常葉(トキワ)」、花弁の形が「錨(イカリ)」に似ていることから名付けられました。植物の名前を覚えることは、 森林セラピーではそれほど大切ではないですが、見た目からあなたなりの名前を付けてみるのも面白いですね。
最後は「オオバギボウシ」です。山菜としても有名で「ウルイ」と呼ばれています。少し粘りがあり酢味噌和えなどにすると美味しいです。
7月下旬になると白い花を鈴なりに付けます。
これから森の中では四季折々の草花が咲きだしてきます。
この便りをきっかけにまた来年、皆様に見ていただけるのを心待ちにしています。

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【編集・発行】(一社)飯南町観光協会 森林セラピー担当(伊藤)
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